Sep 1, 2010

独立してひとりでやっている人や自営業の人には絶対わからないサラリーマンの一体感。

そして、サラリーマン人生の余得である「みんなで働く楽しさ」とか「馴れ合いの気楽さ」とか「つらさの共有感」とか「尻のぬぐい合いのぬるさ」とか「自分の居場所的安心感」とかも、彼の周りには確かに存在していた。昼も夜もみんなで一緒にめちゃくちゃ働き、みんなで一緒にめちゃくちゃ遊んだ。そこに境目はなく、つまりは人生丸ごとめちゃくちゃ楽しんだ。

そして会社も、そんなめちゃくちゃを許容し活かす度量があった。

そんな時代もそろそろ終わり、会社は一家ではなくなり、クールな共同作業工場になる。
実力主義とかいう名の下に、実力をゆっくり伸ばす間もない短期決戦の戦場になる。
わーっと働いてわーっと遊んだ一体感は消え去り、単なる生活費取得の場になる。
自分を活かして働いた結果としての報酬ではなく、自分を曲げて働いた結果として我慢料をもらう時代になる。

(中略)

んでもって、ごめん。
いま会社でサラリーマンを始めたばかりの若い世代にはスマンと思う。
そういう文化を、ボクたち世代とその上が、上手に継承できなかった…。

キミたちは逆に「うざい」と思うかもしれないけど、この色濃い文化はキミたちを責任持って一人前にし、長い目で大きく育ててくれるシステムだった。

少々規格外の人間も温かく受け入れ、多少の失敗で人間を決めつけず、何度も敗者復活を許し、若い頃は劣等社員だった幾人かの青年をしっかり大化けさせて世に送り出すような、日本独特の大人の教室だった。

サラリーマン幼年期の終わり (via handa) (via jinakanishi)
2008-02-07 (via gkojay) (via petapeta) (via yaruo) (via gkojax, yuco) 2009-08-20 (via gkojay) (via oosawatechnica) (via yaruo)
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